ご挨拶

初めまして。「明太(めんたい)ねぇさん」こと

真喜(しんき)の豊永と申します。

2025年4月、個人事業主として、完全手作りの辛子明太子の製造・販売事業を立ち上げました。

事業を立ち上げた背景として、私には88歳になる祖母がいるのですが、祖母は昭和の時代に飲食店を営んでいた料理人でした。

店舗はすでに閉じられていますが、私は祖母の手料理に囲まれて育ち、その味に深く影響を受けてきました。

祖母のレシピは、どれも独創的で、今の時代にも通じる魅力があります。

その中でもとくに明太子は、他では味わえない唯一無二の自慢の味でした。

この「家庭の宝物」を、世の中に残したい。

そんな思いから、1年間の修行を経て、明太子の製造・販売を始めました。

明太子は、贈り物としても大変喜ばれる逸品です。

「本当に嬉しいものを届けたい」——その想いを込めて、屋号を

「真の喜び」と書いて『真喜』と名付けました。

皆さまに愛される明太子を目指し

心を込めてお届けいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

明太ばぁちゃんです。

はじめまして、明太ばあちゃんです。

もうすぐ90歳。若い頃に夫を亡くしてから、女手ひとつで実の子4人、親戚の子3人、合わせて7人の子どもたちを育て上げてきました。気合と根性だけは誰にも負けんとよ!


よくある優しい顔のおばあちゃんとはちょっと違います。

厳しく、テキパキ、スピーディー。いつも大きな声で子どもたちを叱り飛ばしているから、ご近所の子どもたちには「怒ってばかりの怖いおばあちゃん」と言われとったとよ。でも、心の中じゃ、みんながかわいくて仕方ないとよ。ほんとは優しかばい。


若いころはラーメン屋もやっとりました。子どもたちの友だちに「100円で食べていいよ」と言ってたけど、いざ来店されると誰が誰の友だちかわからんけん、面倒くさかけん学生全員100円にしてしもうた。そんなもんだから地元じゃ「気前が良すぎるおばあちゃん」で有名になっとりました。


口癖は「ほんなごと!(ほんとにもう!)」と「たいがいせい!(いい加減にしなさい!)」

怒りんぼうやけど、根は優しくて気さく。外では気前の良かおばあちゃん。

そんな明太ばあちゃんが、今日もひと腹ひと腹、心を込めて明太子ば作りよるとよ。